英単語の物忘れ2016/09/05 08:47

 平日は車を運転する機会は殆どないが、逆に週末は必ずと行ってよいほど運転する。車の中では数年前から大抵AFNを聞いている。はじめは退屈なだけでともすれば眠くなってしまうこともあったが、だんだん何を言っているか理解できる部分が多くなり、流れてくる音楽も知っている曲が増えてきたので、今では楽しんで聞いている。

 そんな中、先週はNIH(National Institutes of Health; アメリカ国立衛生研究所)のコマーシャルというか広報を2つたて続けに聞いた。ひとつ目のテーマは「Asthma」。12歳までの子どもの3人に1人がこれに苦しんでおり、しかもこの5年で20%増えているという。なるほど、そうなんだ。で、この病気「Asthma」という単語、聞いたことがある。確か「実践ビジネス英語」で出てきて、この単語は大切だから覚えなきゃ・・・と思った記憶がある。その記憶はあるが、肝心の名前が出てこない。放送の中で症状についての話があれば想像がつくと思い、随分注意して聞いていたのだが、残念ながら「子どもにその症状が出たらすぐ医者に・・・」という話で、どんな症状なのかという説明はしてくれなかった。

 というわけで、もやもやしながら運転していたのだが、結局発音からスペルを想像して電子辞書で調べた。結果は「喘息」。見た瞬間思いだした。妻が喘息持ちなので、この単語は大事だと思ったということを。そんなことを覚えていても肝心の意味が出てこなければ文字通り「意味が無い」。

 物忘れがひどくなったなぁと思いつつ、妻の持病という流れでもうひつつの単語について思い出された。「偏頭痛」である。我が家は私以外の家族全員が偏頭痛持ちで、薬を常時携帯している。そういうわけでこの単語も大事だと思い、覚えていたはずなのだが出てこない。思い出そうとしばらく考えたのだが、どうしても出てこない。仕方なくこれも電子辞書で調べた。「migraine」。これも見た瞬間に思い出した。最初に見た時になんとなく移民ぽいなと思ったことを(immigrantからの連想)。結構重要な単語だからと強く思ったというのに忘れてしまっている。自分にがっかりである。

 さて、NIHの放送もう一つは「autism」であった。この単語も聞いたことがあるのだが、意味は思い出せなかった。放送は「自分の子どもがちょっと変だと思ったら病院へ」という内容だったのだが、説明を聞いていると分かりそうで分からなくてイライラが募った。「鬱のこと?いや、それはdepressionだったはず。じゃあ引きこもり?いやぁ、なんか違うような気がする。なんだっけ・・?」考えることしばし、結局諦めて辞書で調べた。調べた結果、意味は「自閉症」。これも「実践ビジネス英語」に出てきたことを思い出したが、本当に覚えておくべき内容は忘れてしまっていた。

 まぁよくあることといえばその通りだし、外国語の単語なんて多くは忘れては覚え直しを繰り返して覚えていくものだと思うが、少なくとも「Asthma」と「migraine」は重要だから覚えなきゃ・・・と思った単語だっただけに、ちょっとショックな出来事であった。年齢のせいにはしたくないし、そこに逃げるつもりもないが、記憶の仕方を考えなければ・・・そう考えさせられる出来事であった。

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