遅くなった?2014/05/21 23:48

 ペーパーレス化と言うことで、いわゆる「自炊」をしているが、スキャナーは富士通の「Scan Snap S1300i」を使用している。

 Windows Vista 時代に導入し、OSをWindows 8に変えた時PC自身を新たに作ったので、ドライバごと入れ直した。

 問題なく動作しているのだが、なんだか動作が遅くなっているというか、旧バージョンの「S1300」と同じ速度で動いているような気がして仕方が無い。

 読み取り速度を計測してるわけでは無いが、紙を引き込むときの動作音が以前より低くなり、S1300を使用していたときと同じ高さになっているような気がする。

 気がするだけなのだが、ちょっと気に入らない。読み取り品質も「ノーマル」で変えていないし、遅くなる要素は考えられないのだが・・・?

ScanSnap S1300i と .NET Framework 3.52013/01/07 20:42

 本の自炊に使用するスキャナー ScanSnap S1300i のドライバを新しいPCにインストールした。

 ウィンドウズ 8 での動作は当然事前にネットで確認したのだが、メーカー(富士通)のH.Pによると、インストール途中に .NET Framework 3.5 のインストールが促されることがあり、インストール後これを有効化してからドライバのインストールを続けるようにということであった。

 とは言っても動作確認済ということである。セットアップディスクをドライブに挿入し、インストールを開始した。H.Pのコメントの通り、.NET Framework 3.5 が入っていないので、インストールしますかと聞かれ、「はい」をクリックすると、インストールが始まった。

 程なくしてインストールが終了し、「.NET Framework 3.5 を有効化するためには再起動が必要です。再起動しますか?」のポップアップが現れた。これもH.Pの告知通りだったので、「はい」をクリックした。

 すると、「次のプログラムがシャットダウンの障害になっています」という見慣れないメッセージとともに、ドライバのインストールプログラムの名前が表示された。ちょっと嫌な予感がしたが、「ソフトの強制終了」を選択し、再起動させた。

 通常ソフトのインストール中に再起動が要求された場合、再起動したら勝手にインストールの続きが再開されるが、案の定うんともすんとも言わない。ディスクはそのまま入れっぱなしなのにである。

 仕方ない、もう一度インストールし直そう。そう思ってインストールディスクを取り出し、再度挿入した。自動起動プログラムがはじまり、再度インストールが始まった・・・と思ったら、予想外のことが起こった。「環境に問題があるためインストール出来ません」といった感じのメッセージが出てインストールできなくなってしまった。

 どうやら中途半端に止まってしまったインストールによって先に進めなくなっているようである。ちゃんとアンインストールしようと思い、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」を見て手が止まってしまった。インストールされているアプリケーションの中に、ScanSnapのデータ読み込みソフトが入っていなかった。

 インストールも続けられない。アンインストールしようにもやりようがない。グーグル先生に聞いてみたが、今回は有効な手立てを示してくれなかった。

 しばらくあちこち探していたが、いい手が見つからない。そこで仕方なく、システムの復元をすることにした。今回のインストール前に「筆まめ ver.23」をインストールしており、その際に復元ポイントができていた。そこで筆まめのインストール前までシステムを復元して見ることにした。

 復元後、ScanSnap のインストールディスクを入れてみると、今度はインストーラーがちゃんと起動した。同じように.NET Framework をインストールし、再起動・・・と前回はなったのだが、何故か今回は再起動のメッセージは出ず、そのままインストールが終了した。

 ScanSnap 本体を接続してみると、ちゃんと認識された。どうやらうまくインストールできたようである。

 どういうことだろう?なんだか狐につままれた様な気分である。が、まあうまく行ったのだからよしとするべきだろう。とりあえずこれで自炊作業は元通りに始められそうである。

自炊開始2012/12/18 12:58

 妻の本のpdf化、いわゆる「自炊」をするようになっておよそ1年半が経つ。当初本の分解からpdf化、電子書籍リーダー(ガラパゴス)への取り込みとファイルの管理まで、全て私が作業していたが、今では全て彼女自身で行えるようになった。pdf化した本は1,000冊近くになるのでは無いだろうか。

 彼女自身も「自分の本を全て持ち歩くことができる。」と満足しているようで、私がタブレット端末を常に持ち歩いているのと同じように、彼女は電子書籍リーダーを持ち歩いていて、ちょっとした待ち時間なども本を読んで時間を潰している。

 彼女に「自炊」を薦めたのは私であるが、当の私自身はあまり電子書籍化していないのが現状である。基本的に学習の終わった「入門ビジネス英語」と「実践ビジネス英語」のテキストを保管用にpdf化しているくらいである。
 何故か・・・慣れていないというか、本を読んでいる間タブレットの電源を長時間入れっぱなしになるというのがどうも心に引っかかってしまい、読書に没頭できないというのが一番の原因である。15分も読み続けていると、「バッテリーは大丈夫だろうか?」と心配になってしまい、どうにも落ち着かない。

 しかし、そんなことではいけない。2、3時間本を読み続けたからって言って、いくらなんでも1日くらいは持つだろう。妻の「ガラパゴス」だって、O.Sはandroid 2.3 なんだし、それでいて充電は1日おき位のようである。私のタブレットだってきっと大丈夫。新しいPCを製作するにあたり、場所の確保という切実かつ現実的な問題を良いきっかけに、いよいよ私も「本の自炊」をはじめることにした。

 もう自炊の方法は分かっている。後は電車の中などで、妻と同じように読んでいられるかである。どうなることか、多少不安はあるが、まあとりあえず前に進んでみようと思う。

スキャナのパット交換2012/08/11 18:24

パットユニット-使用前・使用後
               使用前と使用後のパットユニット

 本をPDF化し、シャープのブックリーダー「GALAPAGOS」で読むために、妻は富士通のドキュメントスキャナ「FI-S1300」を使用している。その妻が「読み取りができなくなった」と言ってきた。

 見てみると、正常な動作音はしているが、給紙カバーにある紙を引き込んで行かない。ということで、消耗品の摩耗が原因だろうと思い、買ってあった「パッドユニット」を交換しようと持ってきた。

 使っている間は「どこが悪いのだろう?」と、不思議だったのだが、新品を持ってきて比べてみて驚いた。こんなにも摩耗していたとは・・・。

                 使用後のパッドユニット先端


                     新品のパッドユニット



 恐らくシリコーンゴムではないかと思うが、それにしてもすごい摩耗度合いである。


 パッドユニットの交換自体は簡単で、ワンタッチで脱着可能である。交換を終え、再び読み取りを試みると、あっさりと給紙し始めた。一件落着である。

 このスキャナのデバイスドライバ兼読み取りソフトには、消耗品(パッドユニットと、ピックローラーユニット)の使用回数(紙の読み取り枚数)をカウント・表示する機能がある。消耗品交換の目安は、パッドユニットが10,000回で、ピックローラーユニットが100,000回となっている。

 今回パッドユニットを交換するにあたり、使用回数を確認してみると、なんと77,000回となっていた。妻はこれだけスキャン作業をしていたのか。これ又驚きである。

 実はこのスキャナ、妻が使う前は私が使用しており(つまりはお下がり)、約40,000回使って妻に譲った。その際正常に動作していたので、消耗品の交換などはもちろんしていない。結局パッドユニットは約117,000回の使用で寿命を迎えたということになる。

 まあメーカーの側からすれば耐久性はできるだけ控えめな数値になるように設定したいだろうが、それにしても10倍以上もサバを読まれると、ちょっとやり過ぎではないかという気がしてくる。それともうちのこの機械は、非常に恵まれた環境で使用されてきたということなのだろうか?


        本体にセットしたパッドユニットの比較(中央のグレーの部分)



ScanSnap のモデルチェンジ2012/07/13 08:56

ScanSnap S1300i
                                        ScanSnap S1300i

 妻の文庫本を電子化するために、1年ほど前からスキャナーを使ってPDF化してきた。これまでに300冊ほどを処理したが、未だ500冊以上が紙の本の状態で残っている。

 そうはいっても昨年までは少しづつではあるが、順調にPDF化を進めていたが、ここの所忙しさにかまけて怠けているうちにすっかりペースが落ちてしまった。

 業を煮やした(さすがにそんな素振りは見せないが)妻が「自分でやってみる」と言い出したので、それまで使っていた富士通のスキャナ「ScanSnap S1300」を妻のノートパソコンに接続し、私がこれまで培ってきたノウハウを伝授してみた。

 最初は色々とトラブルが発生したが、そのうち慣れてきて一日数冊のペースでPDF化するようになった。やはり自分で読みたい本のことだけにモチベーションは維持しやすいようである。

 それはそれで一応の事なきを得たが、私にもスキャンし、PDF化したい本や書類は結構ある。定期的な作業で言うと、「実践ビジネス英語」と「入門ビジネス英語」のテキストは毎月PDF化する必要がある。というわけで、自分用にもう一台スキャナーを購入することにした。

 調べた所、これまで使っていた(つまり妻に譲った)富士通のScanSnap S1300シリーズは最近モデルチェンジし、S1300iとなったらしい。これまでこのスキャナには満足していたので、その後継モデルを購入することにした。

              旧モデルとの外観上の違い(ほぼ唯一)


 
 旧モデルとの外観上の違いはロゴくらいで、それ以外は形状から大きさから重さまで、ほとんど見分けがつかない。

 一番大きく変わったのは動作音だろうか。旧モデルの読み込み速度が8枚/分だったのが、新モデルは12枚/分に性能アップしている(いずれもA4サイズ,白黒300dpi時)。その分読み込み時の動作音が高い音になっている。同じモーターを高速度で動作させているという感じの音である。ただ、旧モデルもそうだったが、夜中に使用しても周りが気になるような動作音ではない。

 8枚→12枚ということで、1.5倍の速度向上という事になるのだが、体感的にはほとんど差を感じない。動作音を高くしたのは、私のような旧モデル使用者に性能アップをアピールするためではないかと勘ぐりたくなるくらいである。まあこれまでだって速度にそれほど不満があったわけではないので、これはこれで問題なしである。

 ハード的な不満はあまりないが、ドライバ兼読み取りソフトには、こうであれば・・・という希望はある。その辺が改善されているか、もう少し使ってみてから報告したいと思う。

                  ちょっとかっこいい