トノサマバッタ2015/07/22 12:49


トノサマバッタ
                      トノサマバッタ


 この時期に草むらを歩くとトノサマバッタが足元から飛び出す。飛び立てばすぐに分かるが、その前にいることを確認することは難しい。

 たまにはこのように、開けた場所で佇んでいることもある。そんな時は連写しつつ近づいていく。すると・・・

後ろ足でジャンプ!!
                    後ろ足でジャンプ!!


 気配に気づいたバッタは後ろ足でジャンプし、遠くに飛び立っていく。ちょっとぶれているのが残念だが、次のショットへの期待は大である。何しろ10コマ/秒の連写なのだから・・・。

影だけ撮れた
                     ・・・影だけ撮れた


 しかし、次のショットに写っていたのはバッタの影だけ。何だかトカゲを捕まえようとしたら、手の中に残っていたのはピクピク動くしっぽだけ・・・。小学生の頃よく経験した出来事が思い出される。

 しかし、何度かトライしているうちに上手く撮れていることもある。感激である。

上手くいくこともあります
                    本体付きのショット


 確率を上げようと思えば画角を大きくすればよい。EF-S 60mm マクロもあるし、出来ない話ではない。画素数多いから割り切ってトリミングすれば結構大きくすることも出来る。でも職業で写真を撮っているわけではないので、それでは納得出来ない。出来ることなら画面いっぱいに羽を広げたバッタを写してみたいものである。

 もう一つ不満がある。この撮り方の場合、上手く撮れたとしてもその姿は「後ろ姿」ということになる。飛んでる姿を正面から撮りたい。何か良い方法はないだろうか・・・?