初めての赤ハチマキ2015/07/12 10:28

CANON EF100mm F2.8L MACRO IS

                 CANON EF100mm F2.8L マクロ

 今年の2月にESO 7D MarkⅡ を入手しておよそ5ヶ月、撮影の殆どにタムロンの90mmマクロを使用してきた。これはEOS 20D を使用していた頃から使っているレンズで、まさに私の主力レンズだった。

 EOS 20D、40Dを使用しているときは、昆虫撮影の殆どを手持ちのマニュアルフォーカスで撮影していたし、不満を感じることなく撮影していた。

 しかし、7D MarkⅡを使用するようになって、オートフォーカスが使えることが分かってからはちょっと事情が変わってきた。タムロンの90mmマクロは超音波モーター工藤ではないこともあり、オートフォーカスが遅く、音も大きいのが気になるようになってきた。また、カメラとレンズの「ステータスのアンバランス」も気になるようになってきた。

 ということで、「初めての赤ハチマキ」である。ちょっと感激である。

                レンズフォードを装着。デカイ!!


 付属のレンズフォードを付けてみる。デカさに驚く。ちょっとした大砲をつけている感覚である。そして・・・結構重い。700g近くあるのだから、ある程度覚悟はしていたが、私はカメラを首からぶら下げて、飛んでる虫を求めて歩きまわるのが基本的な撮影スタイルなので、撮影が長時間になるとちょっとしんどくなってくるかもしれない。

                    カメラに装着してみる


 私は交換レンズの全てにプロテクターを装着している。他のレンズは kenko の PRO 1D なのだが、Lレンズということで、プロテクターにもこだわった。同じくkenko のゼータ クイントである。

               kenko ゼータ クイント プロテクター


 8,000円近くしたので、PRO 1D の3倍近くの値段である。我ながら奮発したものである。




 このレンズを使ってどんな写真が撮れるのか・・・ヨドバシカメラでトータル120,000円近い買い物である。他人がどう評価するかはともかく、個人的に納得いく写真が撮れるようになってくれれば嬉しい。

Lレンズでの初撮影2015/07/12 13:33


                  ハラビロカマキリの幼虫
           EOS 7D MarkⅡ + EF100mm F2.8L マクロ 1/320 f3.5


初めてのLレンズ、早速撮影に・・・と行きたいところだったが、あいにく午後からは用事がある。せっかくの晴天にもったいない話だが、まあこれから本格的な夏になるし、これから機会はたくさんある・・・というわけで、とりあえず昨日再発見したカマキリの幼虫を撮影してみることにした。

 1段絞ったしIS付きでもある。とはいえ手持ち撮影だし、あまり体勢もよくなかったし時間も限られていたし・・・というわけで、残念ながらピント甘めの写真になってしまった。
ハラビロカマキリの幼虫
                     同条件での撮影


 実際撮影してみると、思ったほど重さを負担に感じることはなかった。まあ短時間ということもあったと思うが、この程度の重さならこれまで通りのスタイルで撮影ができそうである。

マツバボタンの中心
                    マツバボタンの中心


 残念ながら次の休み(3連休)は台風の影響で悪天候になりそうである。本格的な撮影は少し先になりそうだが、一度まとまった撮影をした上で、AFマイクロアジャストメントを検討したいと思う。