Yuimaryu の雑記帳

　10月10日と言えばかつては「体育の日」だったが、ハッピーマンデー制度によって体育の日が年によって移動することになり、代わって注目されるようになった(?)のが、「目の愛護デー」である。1をまゆ、0を目に見立ててこの日にしたらしい。

　まあそれはそうと、目のケアという点に関して言うと、私は目を酷使していると言わざるをえないだろう。中学3年の夏に仮性近視が発覚し、メガネを掛けるようになった。最初にメガネをかけたときは、左目が0.2、右目が1.2という「ガチャ目」だったのだが、3年もすると両目とも0.1を切るようになった。

　その後趣味だけではなく仕事でもパソコンを使うようになり、休日を含めても1日平均8時間以上はディスプレイを眺める生活がもう20年以上続いている。

　近視の方は両目とも0.03あたりで下げ止まり、もう10年以上メガネの度は変わらない。また、乱視ではないのが不幸中の幸いで、場合によってはワンデイのコンタクトレンズを使うこと出来た。スキーに行くときや、3D映画を見るときなど、コンタクトレンズは欠かせないものだった。

　そうこうしているうちに巷では「レーシック手術」が話題になった。レーザーで眼球の形を変えて近視を治すという手術で、私の知り合いにも受けた人がいる。彼も近視だったのだが、文字通りメガネいらずの生活になり「君も受けたら？」と勧められた。決して安くはないが、出せない額でもなかったので、結構その気になっていた。
　
　それがここ2,3年ほどはコンタクトレンズを使うことができなくなってきた。というのも、コンタクトレンズを装着すると近くのものが見えなくなってきた。そう、老眼がひどくなってきたのである。

　メガネをかけている場合はメガネを外せば小さな文字でもはっきりと見ることができるが、コンタクトレンズの場合はそうは行かない。映画のチケットに書かれている文字が読めないストレスは大変なもので、それに気づいて以降コンタクトレンズの使用を止めてしまった。

　考えてみると、近視であるがためにメガネを外せば裸眼で近くの小さい文字を読むことが出来るようである。レーシック手術で近視を矯正すると老眼鏡が必需品となってしまうだろう。メガネの掛け外しをするという点では同じだが、数十万円かけてメガネを掛ける時と外すと気を逆にしたところで私にとってはほとんど意味が無い。レーシック手術を受ける前に気づいて良かった。

　更に老眼が進むとどうなるのだろう？今はメガネをかけたり外したりで対応できている(十分不便で煩わしいが)が、今後は老眼鏡がないと近くの小さい文字は読めなくなるのだろうか？そうすると2種類のメガネを使い分けなければならなくなり、不便な事この上ない。

　そうはならないように祈るのみである。