香港のビル建設現場2009/12/17 08:51

      香港の建設中のビル

 建設中のビルには壁の外側に作業するための足場が組まれている。現在建設中の東京スカイツリーも高さが230mを超えたと言うことだが、作業中の部分(つまり一番上の部分)には鉄パイプの足場が組まれ、その回りを落下防止のネットが張られている。

 香港でもそれは同じであった。壁の外側に足場が組まれ、ネットが張られていた。
 しかしよく見ると日本とは何かが違う・・・

建設中のビル
       よく見てみると・・・?

 足場の材料が日本とは違う。なんと足場が「竹」で出来ているのだ。

足場の拡大図
     足場の拡大図(手ブレひどくてごめんなさい)

 竹の足場である。そりゃあ、竹はしなやかで丈夫な材料であることは重々承知しているが、地上数十mの高さで竹の足場に身を任せるのは勇気の要ることである。少なくとも私には出来そうもない。

 まあこれだけ普通に使われているのだから、折れたりするといった事故はほとんど起きていないのだろう。とはいっても竹なんだから人が乗れば大きく「しなる」ことはあるだろう。私の場合、怪我はしなくても恐ろしくて仕事にはならないだろうな。