Yuimaryu の雑記帳

　今日で東日本大震災から2年が経過する。地震や津波で犠牲になった方々のご冥福を改めてお祈り申し上げます。

　いわゆる「被災地」の方々が受けた被害とは全く比較にならないが、一応我が家にも地震による被害があった。我が家の被害を地震の2日後にアップしている。

　　http://yuimaryu.asablo.jp/blog/2011/03/13/5738884

まあ外壁の一部の破損ということで、特に雨漏りがするわけでもないので、メンテナンスをするときにまとめてどうするか考えようと思っていた。

　ところが先日、加入している火災保険会社からの書類を見ているうちに、我が家は地震保険に加入していることを思い出した。ひょっとしてこの修理代は保険がきくのかもしれない。あれから2年も経っているし、何を今更・・・という気がしないでもなかったが、まあ聞くだけはただである。ダメ元で保険会社に連絡をとってみた。

　窓口の方に概略の状況を説明した所、地震保険の対象となる被害かどうかを鑑定する鑑定士を派遣するので、鑑定を受けて欲しいという。「費用は・・・？」と聞くと、「無料です。」という。あれから2年も経過していることは問題ではないらしく、全く話題にならない。というわけで、被害の鑑定を受けることになった。

　数日後、鑑定士の方がやってきた。挨拶の後、「在来工法ですか？枠組壁工法ですか？」とだけ質問し、「在来です」と答えると、「分かりました。それでは見させて頂きますので・・・」と、見取り図を書きながら鑑定を始めた。

　20分ほどで鑑定が終わった。結果は外壁の他に基礎にも少しクラックが入っているということで、「一部損」という判定になった。外壁の損傷は私でも分かったが、基礎の方は気づかなかった。やはりプロである。

　鑑定の後、今後の流れについて説明してくれた。一部損ということで、保険金はおりるということなのだが、地震保険の場合、かかった費用によらず、損害の程度(全壊なのか半壊なのか、それとも一部損壊なのか)とかけている保険金に応じて降りる金額が決まっているらしい。そのため修繕費用より保険金のほうが多かったり、その逆だったりということがあるらしい。なるほど、そういうシステムだったのか。

　いずれにせよ、ダメ元で問い合わせてみたのだが、保険がおりることになった。あれから2年も経っているが、まだ受付けてくれるし、専門の鑑定士が鑑定もしてくれる。私のように、地震保険に入っているが、うっかり申請しそびれたという人も大丈夫である。小さくても被害があった人は問い合わせてみるといいかもしれない。