リューターの英語2016/06/27 12:35

 3Dプリンタの造形品は当初のイメージとは違い、後加工が必須である。当初はヤスリを使っていたが(今でも使っているが)、それだけでは厳しい所もあるので、リューターを購入することにした。

 現在造形はPLAのみを使用している。PLAは硬い材料なので、基本的にあまり後加工は出来ないのだが、Verbatim とPolymakerは比較的容易に加工することが出来る。TERRAMACは見るからに硬い材料で、あまり後加工は出来ないが、それでも多少削ったりするくらいは出来る。

 使うとはいってもそれほど頻繁に使うわけでもなく、また元来手先が不器用なので高級機種を持っていても宝の持ち腐れになってしまう。というわけで、安いリューターを購入したのだが、先端工具は10種類ほど揃えた(まぁそれでも数百円のものだが)。外径が2.35mmと2.34mmというのがあり、どちらにするか迷ったが、0.01mm程度ならテープでも巻いて使えるだろうと考えたので、2.35mm用のリューターを購入した。

 安物の先端工具を購入したので、ビニール袋に入れられているだけであった。そこで部屋の壁に掛けられるようにホルダーを3Dプリンタで作ることにした。せっかくなのでホルダーの見えるところに「リューター」とか入れようと思い、英語でなんというか調べてみると「leutor」で、これは日本の企業の登録商標であることが分かった。驚きである。

 そういった工具の一般名称は「grinder」あるいは「micro grinder」というらしい。私のイメージではグラインダーというと、ヤスリがぐるぐる回っているようなイメージの工具だが、まぁグラインドして削る電動工具ということで、言われてみればその通りという感じでもある。

 ちなみに普通のヤスリは「file」である。それが電動になるとgrinderと呼ばれるということになりそうである。