イルカ追い込み漁と水族館2015/05/21 08:19

 WAZA(World Association of Zoos and Aquariums) からイルカ追い込み漁による捕獲を問題視されたJAZA は、この漁法によって捕獲されたイルカの購入をやめることにした。

  http://www.asahi.com/articles/ASH5N4VZVH5NULZU00G.html

私の母の実家があり、かつて父が勤めていた会社があった沖縄県の名護でもイルカの追い込み漁は行われていた。沖縄・・・というか、名護では「ヒートゥ狩り」と呼ばれていて、私の記憶にあるのは春から初夏にかけての天気の良い日にイルカが名護湾近海にやってきて、そこで漁は行われていた。

 私がヒートゥ狩りを見たのは小学生の頃で、それ以降も行われているのかは分からない。まあ残酷といえばその通りかもしれないが、魚を釣るのと同じ感覚で当時は思っていた。

 「古き良き時代」にはイルカが名護湾にやってくると、父の勤めていた会社は仕事を止め、皆でヒートゥ狩りに出向いたらしい。いわば地域を挙てのイベントのようなものだったのかもしれない。

 時代は変わったということなのかもしれない。現在そういうことを言うと白い目で見られるのかもしれない。しかし、追い込み漁の何が残酷なのか、正直な所私にはよく分からない。ひょっとして「方法」ではなく「イルカだから」悪いと言われているのではないか。そう勘ぐりたくなって嫌な気分になってしまう。