領土問題2012/08/27 12:32

 なんだか降って湧いたような話というかなんというか、日本の周辺海域が急にきな臭くなってきた。

 竹島にせよ尖閣にせよ、北方領土にせよ、未解決の問題(尖閣諸島については「領土問題は存在しない」というのが日本政府の立場だが)があって、それがずっとくすぶり続けていることは周知の話だが、ああいったきっかけとはいえ、これだけ急激に盛り上がると、一昨年のあの事件の時のことを思い出してしまう。

 平凡な一国民としてそれぞれの問題に対して思うことはあるが、まあそれはそれとして、現状今一番心配なのは台湾との関係である。実は10月に高校生の息子が修学旅行で台湾に行く事になっている。台湾は私も何度か訪れたことがあり、アジアの中では珍しく親日的な国という印象なのだが、尖閣諸島問題に関しては、彼らも領有権を主張しているため、何かイベントがあったりすると(都知事上陸とか)ちょっと心配になってしまう。まあ何をするにせよ、やるんなら11月以降にしてくれよ・・・と、勝手ながら思ってしまう。

 「国家の主権に関わる事案に関してなんということを!!」と感じる方もおられるかと思うが、私のような理由も「得意先が中国企業だから・・・」という理由も似たようなものじゃないかという気がする。

 そんなことを言いつつ、一番心配なのは「鳩山由紀夫氏電撃訪韓-野田首相発言を謝罪」などという「友愛行動」だったりして。