携帯電話の通知2012/08/19 23:38

 娘が2週間のフランス旅行から帰ってきた。娘は2年ほど前からネットで知り合った同い年のフランス人とチャットや文通などでやりとりをしており、今回彼女の家にお世話になり、格安旅行を満喫したという次第である。

 まあ親として心配しなかった言えば嘘になるが、昔とは違い、海外にいてもローミング機能により携帯電話がそのまま使えるので、その点は安心であった。今回その携帯電話の通知で考えさせられることがあった。

 彼女は飛行機代をケチるため、中華航空の北京乗り換え便でフランスに行き来したのだが、初めての一人海外旅行ということで、乗り換えがうまく出来るか心配していた(乗り継ぎ時間が1時間半しかなかったので)。そこで時間を見計らって電話してみたのだが、タイミングが合わなかったらしく、「つながりません」旨のメッセージが流れた。

 日本の場合、「おかけになった電話は、電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないため、かかりません」というが、中国の場合、中国語に続いて英語でのメッセージが流れた。

 We cannot connect the phone you dialed

だったと思う。

 その後、彼女がフランス滞在中に電話をする機会があったのだが、その時はフランス語のメッセージが流れた。当然私には何を言っているのか分からなかった。

 「なんだよ~英語のメッセージぐらい流せよ。」

とその時は思ったが、考えてみるとNTT docomo のメッセージも日本語だけである。フランスに文句を言える立場ではない。

 国際ローミングにより、日本語を知らない人が、海外からdocomoの回線を使うというケースも増えていると思う。その場合の事も考えて、せめて英語のメッセージくらいは流すようにしたほうが良いのではないか。これまで全く気づかなかったが、今回改めてそう感じた。

 それにしても国際ローミングって、そういったメッセージ類も現地のものを使うとは知らなかった。まあ考えてみれば当然という気もするが・・・。