have の短縮形2015/04/21 17:38

 今年度から講師陣も変わり、装いも新たにスタートした「入門ビジネス英語」だが、先々週・先週と、まあ順調に聴き続けている。スキットの会話のスピードが遅くてちょっと不自然に感じられるのが気になるが、会話の内容は復習にちょうど良い感じで、それほど負担にもならないし、来月以降も聞き続けようかなと今のところは考えている。

 そのスキットの中で、気になる・・・というか、驚いた表現があった。

 It's something to do with building pipelines.

である。「それはビルのパイプラインに関係する」といった意味で、それは問題ないのだが、気になったのは動詞の have (この場合は三人称単数現在だから has)が短縮形になっていることである。

 have に限らず短縮形になるのは助動詞で、動詞の短縮形はbe動詞だけと思い込んでいたので、はじめ聞いた時「have something to do with じゃなくてbe something to do with でもいいんだっけ?」と一瞬考えてしまった。

 解説のところで講師の先生が「このIt's はIt has の短縮形と考えて下さい」とはっきりとおっしゃっていたので、この's はhas で間違いない。

 これまでもこのような用法に出くわしていたのだが、何の気なしにスルーしてしまっていて気がついていなかっただけのような気もする。しかしまあとりあえず初めて出会った用法ということで、動詞のhave も短縮形にされることがあるということを覚えておこうと思う。

 ・・・まあ自分から使うことはないと思うが・・・。