パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海2013/11/04 14:38

 およそ半年ぶりの映画鑑賞である。本当は「42」を見たかったのだが、あいにく近くに公開している映画館が無いので、1作目を見た本作品を見に行くことにした。

 こういった連作物の場合、往々にして1作目より二作目は駄作になってしまっていることが多い。しかし、この映画の場合、2作目の本作のほうが出来が良いと私には思えた。とはいえ、1作目は正直な所面白かったという記憶はないのだが・・・。

 およそ神らしくないギリシャ神話の神々の俗っぽさは前作でもうまく表現されていたと思うが、今回もその部分ははっきりと出ていたと思う。また、前作に比べて映像に「ハリー・ポッター」の影響を受けていると感じられる部分が多くあった。屋根裏部屋のシーンは、何となく中世ヨーロッパの雰囲気を感じさせたし、宅配会社の配送センターのシーンは描かれている設備こそ新しいが、全体的な雰囲気は産業革命当時のイギリスの街という印象だった。前作にはギリシャっぽさがもっと多く出いていたような気がするが、今回はそういう意味ではギリシャの雰囲気を感じることは殆ど無かった。

 字幕版を見たのだが、会話はいかにも現代風アメリカ英語という感じで、逆に面白かった。かなりの頻度で聞き取れ、その場では楽しく見ていたのだが、それを今復唱してみろと言われると、

 Don't be too hard on yourself.

と言うセリフと、名前をしょっちゅう言い間違える先生が間違いを指摘された時の「whatever」、そして、

 Oh, my Gods!

という「神の複数形」位しか出てこないのが悲しいところだが・・・。

 いずれにせよ、時間的にも長くないし、気軽に楽しむには丁度良い映画だと思う。終わり方はいかにも続編があります・・・といった感じだったし、続編が出たら又見に行きたいと思う。

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