ココナッツ味のちんすこう ― 2013/04/02 23:11
ココナッツ味のちんすこう
ちんすこうと言えば沖縄に古くから伝わる伝統的なお菓子である。今でこそ沖縄土産の定番的存在だが、かつては琉球貴族の食べ物で、庶民には手の届かないお菓子であった(らしい)。実際私が幼かった頃通った駄菓子屋(沖縄の言葉で一銭まちやーと呼ぶ)にちんすこうは並んでいなかった。
当初は伝統の黒糖味のみであったが、観光立県を目指す中でいろいろな味のちんすこうが開発された。
紅芋やパイン、マンゴーなどがその先駆け的存在で、ウコン味などの変わり種に混じってちんすこうをチョコレートでコーティングした「ちんすこうショコラ」や、塩味の「雪塩ちんすこう」などというヒット商品も生まれた。
そんな中、結構昔からあるのに単独の味として売られているのをこれまで見たことがなかったのが「ココナッツ味」のちんすこうである。
これ自体は結して珍しいものではない。色々な味のものの詰め合わせになっている商品には必ずと言っていいほど含まれている味である。しかし、他の味と違い、単独で売られているものがなかった。
結構断言するのには訳がある。色々な味のちんすこうの中で、私が一番好きなのが何を隠そう「ココナッツ味」のものである。そのため沖縄に行くと必ずと言っていいほど「ココナッツ味のちんすこう」だけが売られていないかあちこち探し回っていたのである。にもかかわらずずっと探せずにいたため、「ココナッツ味単品はないんだ」とあきらめていた。
それが先日、たまたま銀座の「わしたショップ」に行った祭、なんだか魅入られるようにちんすこうコーナーに吸い寄せられ、ついに見いだしたのがこのちんすこうであった。
感激のあまり思わず「あった!!」と声が出てしまい、有無を言わさず2袋をわしづかみにして妻の持つ買い物かごに突っ込んだ。
それほど強烈にココナッツが味を強調するわけではないが、ほどよく香りと味がその存在を主張する。それが何とも言えず素晴らしい。
ちんすこうは沖縄土産の定番で、もう食傷気味という方もおられるかもしれないが、雪塩ちんすこうと並び、是非お薦めしたい「変わり味ちんすこう」である。
当初は伝統の黒糖味のみであったが、観光立県を目指す中でいろいろな味のちんすこうが開発された。
紅芋やパイン、マンゴーなどがその先駆け的存在で、ウコン味などの変わり種に混じってちんすこうをチョコレートでコーティングした「ちんすこうショコラ」や、塩味の「雪塩ちんすこう」などというヒット商品も生まれた。
そんな中、結構昔からあるのに単独の味として売られているのをこれまで見たことがなかったのが「ココナッツ味」のちんすこうである。
これ自体は結して珍しいものではない。色々な味のものの詰め合わせになっている商品には必ずと言っていいほど含まれている味である。しかし、他の味と違い、単独で売られているものがなかった。
結構断言するのには訳がある。色々な味のちんすこうの中で、私が一番好きなのが何を隠そう「ココナッツ味」のものである。そのため沖縄に行くと必ずと言っていいほど「ココナッツ味のちんすこう」だけが売られていないかあちこち探し回っていたのである。にもかかわらずずっと探せずにいたため、「ココナッツ味単品はないんだ」とあきらめていた。
それが先日、たまたま銀座の「わしたショップ」に行った祭、なんだか魅入られるようにちんすこうコーナーに吸い寄せられ、ついに見いだしたのがこのちんすこうであった。
感激のあまり思わず「あった!!」と声が出てしまい、有無を言わさず2袋をわしづかみにして妻の持つ買い物かごに突っ込んだ。
それほど強烈にココナッツが味を強調するわけではないが、ほどよく香りと味がその存在を主張する。それが何とも言えず素晴らしい。
ちんすこうは沖縄土産の定番で、もう食傷気味という方もおられるかもしれないが、雪塩ちんすこうと並び、是非お薦めしたい「変わり味ちんすこう」である。
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