自作PC-電源投入2013/01/06 14:00

 約3時間ほどかけて組み上げた新しいPCをモニタ(これも新しく購入した27インチワイドのLCD)に仮接続し、いよいよ電源を投入した。緊張の一瞬である。

・・・ランプ類は点灯し、ファンも全て回りだしたが何も表示されない。普通PCの電源を入れるとマザーボードからビープ音がなり、その後ディスプレイの電源が入るのだが、初めてつないだ新品のLCDはうんともすんとも反応しない。入力端子を切り替えて、チェックをしてみると、ディスプレイポートからの信号は「No signal」となってしまう。

 一旦電源を切り、マザーボードのマニュアルを確認した。正常であれ異常であれ、やはり何かしらビープ音はするはずである。・・・と、ここで気がついた。そういえばマザーボードにビープ音用のスピーカーをつけていないことに。マザーボードの付属品を確認してみたが、それらしいものは入っていない。どういうことだろう?・・・まあいい。それよりもディスプレイに反応がないのはおかしい。グラフィックボード回りに問題があるのか。

 一度ケーブルを抜き差しし、もう一度電源を入れてみた。やはり前回と同じである。どうもおかしい。もう一度ディスプレイポートにつないだケーブルを抜いて再度接続してみた。すると突然「ブン」という音とともにLCDの電源が入り、画面に「ブート可能なドライブがないので、ブート可能なドライブを接続して再起動せよ」というメッセージが現れた。

 HDDにO.Sはインストールしていないし、ブルーレイドライブにメディアは挿入していないし、当たり前である。このままリセットし、画面表示に従って、DELキーを押した。すると bios 画面が現れた。

 一旦電源を切り、古いPCのマザーボードについているスピーカーを取り外し、新しいマザーボードに取り付けた。電源を投入すると、短いビープ音が1回。正常起動のサインである。

 とりあえず組立は成功である。新しいパソコンに完全移行するにはまだまだ時間はかかる。未だ行程は半分といったところだが、とりあえず一安心といったところである。

Windows 8のインストールとHDDフォーマット-2013/01/06 16:37

 ハード的には何とか組み立て終えた新しいPCであるが、ソフト的には全くの手付かずである。というわけで、早速OSのインストールからはじめることにした。

 OSは勿論 Windows 8 である。今回はHDDも一新するので、DSP版を購入し、クリーンインストールしたので、インストール自体は特に難しいこともなくスムーズに行うことが出来た。

 新しいPCの記録装置の構成であるが、

 ①240GBのSSD(新品)
 ②500GBのHDD(前のPCでデータドライブとして使っていたもの)
 ③2TBのHDD(新品)

である。勿論①のSSDにインストールしたわけだが、メディアをドライブに入れ起動するとインストールドライブの選択画面になり「①にしますか?②にしますか?」と聞かれ、③は認識されなかった。bios上では認識されていたのに・・・?と不思議に思ったが、このHDDはデータドライブ用のシリアルATAポートに接続したからだろうと解釈し、①を選択してインストールを進めた。

 インストール後、エクスポローラーを立ち上げ、ディスク構成を確認すると、やはり③は認識されていない。③は新品なので、領域確保とフォーマットが必要なはずだが、認識されないのではどうしようもない。どうやったっけ・・・?と過去の記憶をたどっているうちに、以前新しいHDDを追加したときは、コントロールパネルの管理画面で何かをしたような記憶が蘇ってきた。早速コントロールパネルを開き(と、簡単に書いているが、Windows 8 はこれまでとユーザーインターフェースがかなり異なるので、結構道に迷いながらの作業になった)、それっぽいアイコンを探した・・・が、見つからない。まあいいさ、とあっさり自力での探索を断念し、グーグル先生に聞いて見ることにした。今回は勝手知ったるPCがすぐ側で動いているので楽だし安心である。

 グーグル先生はすぐに明確な回答を示してくれた。コントロールパネルをカテゴリ表示に切り替え、

 コントロールパネル → 管理ツール → ハードディスクパーティションの作成とフォーマット

とたどると無事に③のHDDが認識され、作業をすすめることが出来た。

 従来のPCでは、②の500GBのHDDをGドライブとして使い、写真データの保存用としていた。そして外付け90GBのUSB接続のHDDをHドライブとし、音楽データの保存用にしていた。

 今回は②をDドライブとし、ユーティリティソフトのインストール用及び、写真・音楽データ以外のデータを保存するドライブとした。そして、③を1TBのGドライブと残り(約1TB)のHドライブの2つのパーティションに分け、それぞれ写真用ドライブ、音楽用ドライブとした。

 ドライブ構成を従来と同じにすると後々いいことがあるかもしれない・・・という目論見だったが、我ながらこれはいい読みであった。