木村拓也氏死去 ― 2010/04/07 08:45
ジャイアンツのコーチ木村拓也氏がくも膜下出血の為亡くなった。37歳という若さにも驚かされるし、現役引退後間もなく、またコーチとして引き続きグラウンドに立っているということで、一般の人より体は丈夫で健康に思える人を襲った突然の不幸ということも衝撃的である。
8年前の夏私の父も、くも膜下出血で倒れた。あるホテルで行われた会議の途中トイレに行き、会場に戻る途中で倒れたようだ。前のめりに倒れたその衝撃で、父の前歯は2本折れていた。
父の場合、出血は2回あり、1回目出血した状態で病院に運ばれ、その時は意識もかすかにあった様だが、病院で処置を待つ間に2回目の出血があり、意識を失った。
翌日破裂した動脈瘤をクリップで留める手術が行われ、父は命を取りとめた。その後の過程では色々なことがあった。食べたものを飲み込めない、ささやく様な声しか出せない、記憶や認識の混乱などを目の当たりにした時は目の前が真っ暗になる様なショックを受けた。「今は何年何月何日?」と聞くとよどみなく「昭和62年4月12日」と答えたりした。それでも父は回復し、麻痺といった後遺症もなく、現在元気に生活している。
私の父は運が良かったのだと思う。しかし、元気になったとはいえ今の父は昔の父とは違う。倒れた後は判断力が衰え、性格も変わった。そうなってくると人間というのは贅沢なもので、私の中には悔しさというか、わだかまりというか、割り切れない感情がほんの少しだがわき上がってくる。
倒れてから病院に運ばれるまでにもっと適切な処置があったのではないだろうか?時間的なロスがあったのではないか?病院での処置が早ければ2回目の出血は防げたのではないか?2回目の出血さえ防げれば元の父に戻ってくれたのではないだろうか?
しかし今回の木村コーチの場合、倒れた場所が試合開始直前の球場ということで、倒れてから病院に運ばれるまでの処置は適切で、時間的ロスも少なかったと思われる。にもかかわらず最悪の結果になってしまった。
そういう事例を目の当たりにすると、やはり私の父は運が良かったのだと改めて感じるし、現状に感謝しなければならないと思う。
そして、改めて木村コーチのご冥福をお祈りします。
8年前の夏私の父も、くも膜下出血で倒れた。あるホテルで行われた会議の途中トイレに行き、会場に戻る途中で倒れたようだ。前のめりに倒れたその衝撃で、父の前歯は2本折れていた。
父の場合、出血は2回あり、1回目出血した状態で病院に運ばれ、その時は意識もかすかにあった様だが、病院で処置を待つ間に2回目の出血があり、意識を失った。
翌日破裂した動脈瘤をクリップで留める手術が行われ、父は命を取りとめた。その後の過程では色々なことがあった。食べたものを飲み込めない、ささやく様な声しか出せない、記憶や認識の混乱などを目の当たりにした時は目の前が真っ暗になる様なショックを受けた。「今は何年何月何日?」と聞くとよどみなく「昭和62年4月12日」と答えたりした。それでも父は回復し、麻痺といった後遺症もなく、現在元気に生活している。
私の父は運が良かったのだと思う。しかし、元気になったとはいえ今の父は昔の父とは違う。倒れた後は判断力が衰え、性格も変わった。そうなってくると人間というのは贅沢なもので、私の中には悔しさというか、わだかまりというか、割り切れない感情がほんの少しだがわき上がってくる。
倒れてから病院に運ばれるまでにもっと適切な処置があったのではないだろうか?時間的なロスがあったのではないか?病院での処置が早ければ2回目の出血は防げたのではないか?2回目の出血さえ防げれば元の父に戻ってくれたのではないだろうか?
しかし今回の木村コーチの場合、倒れた場所が試合開始直前の球場ということで、倒れてから病院に運ばれるまでの処置は適切で、時間的ロスも少なかったと思われる。にもかかわらず最悪の結果になってしまった。
そういう事例を目の当たりにすると、やはり私の父は運が良かったのだと改めて感じるし、現状に感謝しなければならないと思う。
そして、改めて木村コーチのご冥福をお祈りします。
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