インフルエンザ ― 2013/01/12 21:29
風邪を引いたが、昨日の朝は前夜の熱も下がり、市販の風邪薬と十分な睡眠のおかげですっかり直ったと思っていた。
それが昨日の昼休みから急に腰と膝が痛くなってきた。膝の方はそう大したことはなかったが、腰はかなり痛く、普通に座っていられないくらいになった。痛い・・・といってもぎっくり腰のような痛みではなく、なんと言ったらいいのか、鈍い痛みというか何というか、どうにも形容しがたい痛みであった。
それでも気分が悪いとか、そういう症状はなかったので、なんとか定時まで業務をこなし、早々に会社を後にした。帰りに接骨院にでも寄ろうかと考えながら・・・。
それが、オフィスを出て外に出た瞬間、強烈な悪寒に襲われた。まさに「悪寒」と呼ぶにふさわしい寒さで、駅まで歩いて3分ほどだが、そこまでたどり着けるかどうか、不安になるくらいであった。
襲ってくる体の震えに何度か立ち止まりながら、何とか駅まで歩き、電車・バスと乗り継いで自宅にたどり着いた。その頃には発熱の自覚症状をはっきりと感じていた。
体温を測ると38.2℃。う~ん。悪寒の感じからすると39℃は超えているかも・・・と思ったのだが、そこまではいっていなかった。
とりあえず仕事を終えた妻も家に向かっているとのことだったので、状況を説明し、吉野家の牛丼の並盛りつゆだくを買ってくるようお願いして布団に潜り込んだ。牛丼をお願いしたのは単に食べたかったからだが、何しろ悪寒が激しく、体を動かしたりと言った、ちょっとしたきっかけで体中を震えが走った。
約1時間後、妻が帰ってきた。牛丼を食べる前に体温を測ると38.6℃。少し上がっている。関節の痛みといい、この高熱といい、これはインフルエンザかも・・・と思いつつ、とりあえず以前にもらった解熱剤(カロナール)を飲み、眠りについた。
翌朝、体温を測ると36.4℃。平熱である。腰の痛みもない。解熱剤の効果だろうか。それともインフルエンザではなく、単なる風邪で今度こそ直ったのだろうか。まあそうはいっても昨日の例もあるので、かかりつけの病院に行って来た。
状況を聞いた先生は、「症状が出てまだ48時間以内なので、もしインフルエンザだとしたらそれ用の薬が使えるので、検査してみましょう」と綿棒を取り出した。私の嫌いなインフルエンザの献体採取である。嫌いとは言ってもしかたない。じっと我慢して献体を採取してもらった。「反応が出るのの10分から15分くらいかかるのでしばらく待っていてください」と言われたので、隔離待合室(別室になっている待合室)に入った。すると、2分もしないうちに先生がやってきて「もう反応が出ました。A型です」と、結果を見せてくれた。
「やけに早いですね」と聞くと「それだけ反応が強いと言うことです」と先生。「思いっきりかかっていると言うことですか?」と聞くと「おっしゃるとおりです」とのこと。おいおい、思いっきりインフルエンザにかかっている訳ね。
それが昨日の昼休みから急に腰と膝が痛くなってきた。膝の方はそう大したことはなかったが、腰はかなり痛く、普通に座っていられないくらいになった。痛い・・・といってもぎっくり腰のような痛みではなく、なんと言ったらいいのか、鈍い痛みというか何というか、どうにも形容しがたい痛みであった。
それでも気分が悪いとか、そういう症状はなかったので、なんとか定時まで業務をこなし、早々に会社を後にした。帰りに接骨院にでも寄ろうかと考えながら・・・。
それが、オフィスを出て外に出た瞬間、強烈な悪寒に襲われた。まさに「悪寒」と呼ぶにふさわしい寒さで、駅まで歩いて3分ほどだが、そこまでたどり着けるかどうか、不安になるくらいであった。
襲ってくる体の震えに何度か立ち止まりながら、何とか駅まで歩き、電車・バスと乗り継いで自宅にたどり着いた。その頃には発熱の自覚症状をはっきりと感じていた。
体温を測ると38.2℃。う~ん。悪寒の感じからすると39℃は超えているかも・・・と思ったのだが、そこまではいっていなかった。
とりあえず仕事を終えた妻も家に向かっているとのことだったので、状況を説明し、吉野家の牛丼の並盛りつゆだくを買ってくるようお願いして布団に潜り込んだ。牛丼をお願いしたのは単に食べたかったからだが、何しろ悪寒が激しく、体を動かしたりと言った、ちょっとしたきっかけで体中を震えが走った。
約1時間後、妻が帰ってきた。牛丼を食べる前に体温を測ると38.6℃。少し上がっている。関節の痛みといい、この高熱といい、これはインフルエンザかも・・・と思いつつ、とりあえず以前にもらった解熱剤(カロナール)を飲み、眠りについた。
翌朝、体温を測ると36.4℃。平熱である。腰の痛みもない。解熱剤の効果だろうか。それともインフルエンザではなく、単なる風邪で今度こそ直ったのだろうか。まあそうはいっても昨日の例もあるので、かかりつけの病院に行って来た。
状況を聞いた先生は、「症状が出てまだ48時間以内なので、もしインフルエンザだとしたらそれ用の薬が使えるので、検査してみましょう」と綿棒を取り出した。私の嫌いなインフルエンザの献体採取である。嫌いとは言ってもしかたない。じっと我慢して献体を採取してもらった。「反応が出るのの10分から15分くらいかかるのでしばらく待っていてください」と言われたので、隔離待合室(別室になっている待合室)に入った。すると、2分もしないうちに先生がやってきて「もう反応が出ました。A型です」と、結果を見せてくれた。
「やけに早いですね」と聞くと「それだけ反応が強いと言うことです」と先生。「思いっきりかかっていると言うことですか?」と聞くと「おっしゃるとおりです」とのこと。おいおい、思いっきりインフルエンザにかかっている訳ね。
依然として熱はなく、直ったかも・・・という感じのままではあるが、とりあえずインフルエンザと言うことで、処方箋を手に病院を後にした。
イナビル ― 2013/01/12 22:07

イナビル
インフルエンザと診断され、処方された薬は「イナビル」というものだった。吸引するタイプの薬で、リレンザに似ている。発症後48時間以内に服用すれば効果があり、1度だけ服用する薬とのこと。この「1度だけ」というのは初めての経験で、薬局で薬剤師さんに「この2袋を1度に服用するんですね?」と再度確認してしまった。
インフルエンザと診断され、処方された薬は「イナビル」というものだった。吸引するタイプの薬で、リレンザに似ている。発症後48時間以内に服用すれば効果があり、1度だけ服用する薬とのこと。この「1度だけ」というのは初めての経験で、薬局で薬剤師さんに「この2袋を1度に服用するんですね?」と再度確認してしまった。

開封したイナビル
この薬、袋を開けるとこのような容器に薬が入っている。①と②の部分(小部屋)に種類の粉薬が入っているのだと思う。
まず最初に粉薬が容器(①と②の部分)の下部に全て集まるよう軽くトントンと容器をたたいて吸引の準備をする。

薬①の服用準備
次に①の部分を押して、そこにある薬の吸引準備に取りかかる。吸引自体はリレンザと同じで、大きく息を吸って2~3秒程度息を止め、その後ゆっくりと息を吐き出すというものである。吸引中何かが入ってくるというか、喉に付くようなかすかな感覚はあったが、粉っぽい感じではなく、咳き込んだりするようなことは全くなかった。
次に①の部分を押して、そこにある薬の吸引準備に取りかかる。吸引自体はリレンザと同じで、大きく息を吸って2~3秒程度息を止め、その後ゆっくりと息を吐き出すというものである。吸引中何かが入ってくるというか、喉に付くようなかすかな感覚はあったが、粉っぽい感じではなく、咳き込んだりするようなことは全くなかった。

薬②の服用準備
次に②の部分を押して、薬②の吸引である。これも咳き込んだりすることもなく、難なく吸引することが出来た。
この後吸引し残しを防ぐため、再度同じ手順で①、②の吸引を行い、この容器の服用は終了である。
10歳未満の場合、これで完了と言うことだが、10歳以上の場合は同じものを2つ吸引して吹くよう完了ということになる。
まあ幼い子供にはちょっと難しい服用方法かもしれないが、服用が1回でいいというのは素晴らしいことである。ただし、これまでの薬になれている私としては、「1回だけで本当に大丈夫なの?」という不安が少し残るのも正直なところである。今回の私の場合、おそらく末期の状態で、ひょっとすると放っておいてもそのまま治癒したかもしれない。今日は1日家でおとなしくしていたが、特に熱が出ることもなく、普通に過ごしていた。だから「1回の服用だけとはワンダホー」などと結構のんきに言っていられるが、症状が激しいときだったら「本当に大丈夫?」と不安になったかもしれない。
いずれにせよ、薬はちゃんと服用した。幸いなことに3連休だし、今回はゆっくり休んで体調の回復に努めたいと思う。
次に②の部分を押して、薬②の吸引である。これも咳き込んだりすることもなく、難なく吸引することが出来た。
この後吸引し残しを防ぐため、再度同じ手順で①、②の吸引を行い、この容器の服用は終了である。
10歳未満の場合、これで完了と言うことだが、10歳以上の場合は同じものを2つ吸引して吹くよう完了ということになる。
まあ幼い子供にはちょっと難しい服用方法かもしれないが、服用が1回でいいというのは素晴らしいことである。ただし、これまでの薬になれている私としては、「1回だけで本当に大丈夫なの?」という不安が少し残るのも正直なところである。今回の私の場合、おそらく末期の状態で、ひょっとすると放っておいてもそのまま治癒したかもしれない。今日は1日家でおとなしくしていたが、特に熱が出ることもなく、普通に過ごしていた。だから「1回の服用だけとはワンダホー」などと結構のんきに言っていられるが、症状が激しいときだったら「本当に大丈夫?」と不安になったかもしれない。
いずれにせよ、薬はちゃんと服用した。幸いなことに3連休だし、今回はゆっくり休んで体調の回復に努めたいと思う。
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