ブリティッシュ・ヒルズ2013/01/03 08:20

               ブリティッシュ・ヒルズ レセプション棟


 宿泊したのは「ブリティッシュ・ヒルズ」という中世英国をモチーフにした施設である。

   http://www.british-hills.co.jp/

                     雰囲気は十分


 私はイギリスに行ったことはないが、確かに雰囲気はいかにもという感じである。レセプション棟に入るとスタッフが「Hello!」と迎えてくれる。チェックインの際、フロントのスタッフは3人。その内日本人は1人だけで、その方も流暢な英語を話していた。勿論その方は日本語を普通に話していたが、残り2人の外国人(恐らく英国人)は、ほとんど日本語を話せないか、少なくとも分からないふりをしていた。

                     宿泊した建屋


 レセプション棟と宿泊する建屋は別棟になっていた。宿泊したのは「Newton」と名付けられた建屋であったが、グリフィンドールとか、スリザリンなどと名付けられていたとしても違和感のない雰囲気であった。

                  宿泊棟が立ち並ぶ通り


 部屋に入ると各人用にマントが備え付けられていた。写真に登場している人たちが身に着けているものである。雰囲気が出ていて実に良い感じである。


                     宿泊した部屋

 宿泊した部屋(2人部屋)はこんな感じ。いかにも英国の大学の dormitory といった趣の造り、調度品である。テレビなどという気の利いたものはなく、トイレも共同、風呂も共同のシャワールームがあるだけである。部屋の鍵もオートロックなどというものはなく、昔ながらの金属のキーである。
 まあこのへんは意見の別れるところだと思うが、スキーツアーということで、ちゃんと入浴したければ別料金でスタンダードルームにプラン変更すれば、バス付きの部屋も勿論あった。

                      宿泊棟の廊下


 テレビは全くないというわけではなく、懇談室には50インチくらいの大きなテレビがあった。そこでは無料でコーヒーとティーを楽しむことが出来、我々家族はそこでそれらを飲みつつトランプを楽しんだ。

 夕食はパブでのビュッフェ(スキーツアーのセット)。スタッフは日本人1人に外国人が2人。基本は英語であった(勿論日本人スタッフには日本語O.Kだったが)。パブだけあって当然アルコール類も置いてある(別料金だが)。キャッシュを持ってカウンターに行き注文する。私はビールを注文したが、いかにもという雰囲気でいい気分であった。

                 メイン・ダイニングルーム


 朝食はレセプション棟にあるメイン・ダイニングルーム。ここは圧巻であった。素晴らしい雰囲気で、出来ることならここでディナーを・・・と思った。スキーツアー客を受け入れているということで、朝食時にドレスコードはなかったが、当然通常ならば「ビジネスカジュアル」くらいの装いは必須であろう。

                  レセプション棟の廊下

                                      ロビーには暖炉(本物)が・・・



 料金が安いということでドミトリーに宿泊したが、少し奮発すれば、もっと優雅な旅行にすることも出来ただろうと思う。雪深い地域なので、私の場合冬にはこういったツアーでしか来れないが、夏でも楽しめる場所があれば今度は車で来てみたいと思う。

 基本は英語・・・と何度か書いたが、語学研修ならいざしらず、そうでなければ日本人スタッフに普通に日本語で話すこともできるので全く問題ない。逆に今回の私のように、英語で話すいい機会・・・と考えれば日本人スタッフも英語で対応してくれた。

 この他にもスヌーカーが出来たり、カフェではアフタヌーンティーを楽しめたりと、英国の雰囲気や、海外旅行気分を楽しみたい向きにはかなりおすすめできる施設だと思う。




スキー2013/01/03 21:02

       雪模様のスキー場


 この日は1日スキーを楽しんだ。スキー場は「グランディ羽鳥湖スキーリゾート」であった。

 一応初級、中級、上級とコースに難易度が設定されていたが、まあ斜度としては、ほぼ全て初級~初中級といった感じのコースであった。正直なところ私はそれほどスキーが上手というわけではないが、それでもちょっと物足りないかな…?というのが正直な感想であった。

 加えて天気があまり良くなく、一日中粉雪が降り続いているという天気であった。まあ風が吹いていなかったのと、霧がかったりはしなかったので視界は悪くなかったが、気温が低く、リフトに乗っているとゴーグルの内側の曇りが凍ってしまうほどの寒さであった。

 但し、雪質は最高で、ふわふわの新雪はこれまでに経験したことのない感触だった。

 しかし、ふかふかの新雪がスキーをするには必ずしもいい条件ではないということも今回初めて知ることになった。どのコースも斜度がたいしたことなかったので、調子に乗って上級コースに行ったりもしたのだが、圧雪されていないコースは本当に滑りにくく、何回か転んでしまった。
 息子などは、「新雪なのに不親切なコースだ」と面白がりながら嘆いていた。

 悪天候にもかかわらず、お客さんはガラガラ…というわけではなく、そこそこ賑わっていた。リフトに乗るのに1分位並ぶ様な感じであった。

 結局雪はやまず、それよりも何よりもとにかく寒かったので、15:15位で切り上げたが、約1年ぶりのスキーは、まあ満点・・・とはいかなかったが、十分に楽しむことが出来た。両太腿の筋肉痛は避けられないと思うが…。