idbox! のマイコンボード交换2016/08/21 14:06


マイコンボード(代替品)
                   idbox! のマイコンボード

 組み立て式の3Dプリンタ「idbox!」が、先週動作しなくなった。マイコンボードの不具合が原因と考えられ、デアゴスティーニのサポートセンターに電話すると、無償で代替品を送ってくれることになった。10日程かかると言われたのだが、電話後2日で到着した。今idbox!は別のトラブル(パワーアップ編で提供されているヒートベッドのビス孔ピッチの不具合)で大騒ぎになっていると思われるため、そのせいで10日もかかるのかなと思っていたのだが、それはそれ、これはこれといったところだろうか。

              マイコンボードはドライバボードの下・・・


 マイコンボードは本体の最下部、しかもドライバボードの下にある。左右は電源ユニットとz軸モーターに挟まれており、そのままでは作業できない。z軸モーターを外すとz軸ロッドの再調整といった大事になってしまうため、電源ユニットを外して作業することにした。これは容易にできるだろう・・・と思いきやさにあらず、結局電源ユニットに接続されているケーブル9本を全て外し、ユニット単体で取り外すことになってしまった。

 その後ドライバボードが挿さったままのマイコンボード(上の写真)を本体から取り外し、ドライバボードのコネクタが外れないよう慎重にマイコンボードからドライバボードを外した。念のため外観を確認してみたが、特に変わった様子はない。基板にはリセットボタンがあった。ひょっとしてこのボタンを押すと復活するかも・・・と一瞬思ったが、再度組み立てるのも面倒だし、ここは素直に新しいマイコンボードに交換することにした。

 分解と逆の手順で作業し、およそ40分ほどで、作業は終了した。配線をチェックし、USBケーブルでPCと接続すると・・・PC側からUSB機器を認識した時の音がなった。マイコンボードを覗いてみると、通電中を表す緑色のLEDランプが点灯していた。どうやら予想通り不具合はマイコンボードにあったようである。

                     無事動作した!


 その後クリアランス調整をし、プリントできるか確認してみた。上の通り、無事に動作を確認することが出来た。とりあえず復活である。
 来週末は少し精神的にも余裕ができると思う。そうなれば本格的に3Dプリンタいじりを再開したいと思う。